2021.10 純米酒会津中将


常温だと口に含んだ瞬間は薄甘い。一呼吸おいて旨味と弱めの酸味。後味はすっきり。
冷やでは全体的に締まり、甘みが抑えられる。

燗をつけると甘みが抑えられやや辛く、旨味と酸味が強く出てくる。鳥の照り焼きと合わせたら美味であった。

2021.08 聖泉大吟醸

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千葉は竹岡の和倉酒造が造るお酒。
昔は超甘口だったらしいが、最近はそうでもないらしい。
ただ、年によってかなり味にぶれがある。
今年のものはやや甘口。弱いながらもメロンのような香りがあり、飲み口は濃く後のキレは強い。新潟の酒を少し甘くして個性を均したと言ったところか。冷や酒向き。

2021.07 北雪純米酒

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普段あまり飲まない新潟は佐渡のお酒。
口に含んだときの甘さはふわりと広がり抜けて、キレがある。濃すぎずよい。
燗を付けると甘さが押さえられよりキレがよい。冷やよりも味がまとまる。
無難で美味しいが少し飽きがでるかもしれない。

2021.06 夏どぶろっく 活性にごり酒

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陸奥八仙と同じ八戸酒造の活性濁り酒。開けるときに少しずつ緩めて炭酸抜きをしないと噴き出すくらい活きがいい。
しっかりひやして上澄みはすっきり、混ぜてとろり。甘過ぎずコクのある濁り酒を粗めの炭酸が引き締めてくれる。
少し炭酸が抜けてもくどさは感じずバランスのよいお酒。
6月頃に手にはいるようになり、割とすぐ無くなる。

2021.05 又兵衛純米酒いわき郷

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常温でしかためしていないが、久々のハズレかもしれない。
はっきりしない味で雑味が多く、旨味やキレがない。香りも鼻につくアルコール臭はないが、悪く言えば安酒ふう。
キンキンに冷やしたら少しまとまりが出たが、やっぱり雑。出先で一合くらいならありだが、家でゆっくり飲む酒ではなかった。
半分くらい残して料理酒行き。

2021.05 一ノ蔵スパークリング純米酒微発泡にごり

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口に含んだ瞬間甘酸っぱいが、後味はしっかりしたキレのある一ノ蔵。微発泡とあるが、荒々しい炭酸で感じる辛みに一役買っている。
合わせる料理を選ばず、特に脂やスパイスの効いた洋食とは抜群の相性。
同じ一ノ蔵発泡のすず音とは対照的